鍵を検証してみる
テクニカル指標などを活用することも有効だ。
相場を知るテクニカル指標は、「ストキャスティクス」、「相対力指数」、「順位相関係数」などがあり、証券会社の取引サイトなどでチェックできる。
自らのポジション取りが適切かどうかを客観的に考える術が必要だ。
相場が読みづらい時は、無理せず様子見をすればよいのだ。
相場の予測が簡単ではないことは経験者なら疑う余地はないだろう。
たとえ、USドル/円相場で一日に五〇銭以上の値動きが見込めるからといって、実際の相幅はそれほど大きくないのが実態である。
デイトレードで得られる一日の利益は平均すると五〜十銭ともいわれ、新しく始めた方は相場の難しさを実感することもあるだろう。
利幅が僅かであっても儲けたいというのは投資家心理だ。
デイトレードで少しでもプラスになっている場合には、すぐに利益を確定させようと決済してしまう。
逆に、思惑と逆方向に為替相場が動き、損失を生んでいる状態のときは、「すぐに持ち直すだろう」と思ってなかなか決済しない傾向がある。
このため勝率では勝ち越しているのに、収支を計算するとマイナスになってしまうケースが多い。
人間負けはなかなか認めたくはないもので、すぐに損切りしないために損失額のほうが多くなるからだ。
熱くならす、常に冷静な心で為替相場を見つめ、欲張り過ぎない利幅設定や損切り設定で利益を生んでいくことが重要だ。
外国為替保証金取引では、損失の拡大を未然に防ぐために、ロスカットがある。
これはある一定金額以上にマイナス方向に進んだ場合に、自動的に売買し決済するというしくみだ。
外国為替保証金取引は保証金を担保にその何倍もの通貨を売買する取引。
外国為替保証金取引を行なっている会社にもよるが、一万USドルであれば、十万円前後で売買することができる。
仮に一万USドルを買い、為替レートが一円変動したとすると、一円×一万となり、一万円の得失が生じることとなる。
一日にして十万円が十一万円になることも、九万円になることもあるのだ。
ドルを買ったことを忘れているうちに十一円下がったとしよう。
そうなると十一万円分下がったことになり、元本がなくなった上にさらに一万円を支払う必要がでてくる。
とうしたリスクを回避するための手段として、外国為替保証金取引ではロスカットというしくみが設けうれている。
会社ごとに基準は異なるが、平均的には保証金維持率の二五パーセントを切ることがロスカットの基準になっている。
この基準に達すると、買いまたは売りで所有しているポジションが自動的に決済され、それ以上損失が拡大しないようになっている。
保証金維持率は保証金の金額にもよるため、実際にロスカットになるポイントは保証金の額によっても異なってくる。
保証金維持率は次の式で求めることができる。
保証金維持率 有効保証金 必要保証金必要保証金とは、現在、買いまたは売りで所有している外貨を得るために必要な保証金で、有効保証金は、最初に売買に用意した保証金から現在の損失額を引いたものだ。
つまり、保証金を最低限にして何十倍ものレバレッジを効かせて売貨を始めたとしても、わずかな為替変動でロスカットされることがわかる。
これをふせぐためには、売買に必要な代金以外に、多めの資金を取引口座に預け入れておけばよい。
追証は信用取引で取引でマイナスになり、保証金が目減りした場合に発生する。
決められた期限までに入金しないと、決済されてしまうので注意が必要だ。
外国為替保証金取引では、保証金を担保に外貨を保持している。
外貨を買った後にその外貨の為替レートが下がった場合、または売った後に為替レートが上がった場合には、買った外貨の価値が下がり、担保の保証金の金額が足りなくなってくる。
手持ちの外貨と保証金との割合は、保証金維持率で表される。
たとえば、一ドル一〇〇円の時に十万円を担保に一万USドルを買い、その後、一ドル九四円と什ゆった場合、マイナス六円×一万で、六万円の為替差損が生じ、現状の担保は四万円しかのこっていないことになる。
このときの為替レートで一万USドルを買う担保として九万八〇〇〇円が必要であれば、四万円一・九万八〇〇〇円×一〇〇H四〇・八となり、保証金維持率は約四一パーセントとなる。
外国為替保証金取引での保証金維持率は五〇パーセント以上が基準とされている。
このため、この数値を割った場合には、資金を口座に入れ、保証金を増やすことが必要となる。
これが追証だ。
追証は信用取引特有の言葉で、なんだか怖い人がやってくるようなイメージがある。
しかし実際には、足りない額を入金しておくというという意味でしかない。
保証金維持率が五〇パーセントを下回ると追証が発生することは前述したが、追証には期限が存在する。
たいがいの場合、追証は翌宮業日の一五時までとなっており、たとえば火曜日にドルが下がり追証が発生したのであれば、水曜の十五時までに入金する必要がある。
追証を入れる入れないは自由だが、追証を入れない場合には、持っている買い/売りのポジションが自動的に反対売買され決済されてしまう。
勝手に決済されてしまうのは納得できないかもしれ広いが、これは顧客を守るための保険でもある。
思惑とは逆の方向に為替相場が進み、ポジションがマイナスになったとしよう。
これに気づかずに放置していた場合、そのポジションはいつまでも決済されず、損失額は大きくふくらんでゆく。
気づいたときには、大きな金額を支払わなければならなくなる。
追証が発生することで、こうした損害を未然に防ぐことができる。
追証を未然に防ぐための方法はいくつかある。
損失が発生する前に自動的に取引をストップさせる、ロスカットや逆指値注文などの注文方法だ。
為替取引は相対取引であるため、基本的に二四時間行なわれている。
しかし、土日や祝日には銀行が休みとなるため取引は少なくなる。
日本の場合、証券会社など為替の取引会社では、ニューヨーク市場が終わる日本時間の土曜の七時から、月曜の朝までをサービス休止時間とする会社がほとんどだ。
為替相場は土日であれ、常に変動しているため、この休みの期間中にテロなどが起きると、当然、為替レートにも大きな影響を及ぼすこととなる。
このとき買いや売りでポジションを所有していた場合に、ポジションを手放そうと返済注文を出したとしても、サービス時間の関係上、約定することはできない。
月曜日の朝まで待たなければならないのだ。
このため、短期売買が中心とされる外国為替保証金取引では、「できるだけポジションは土日を持ち越さない」というのが鉄則とされている。
新規に売買していから決済するまでの期間リスクを考えて土日を持ち越さないようにするのであれば、金曜日、最低でも土曜の午前中までにはポジションを手放す必要がある。
月曜日に新規に売買したのであれば、金曜までの五日間を有効に使おう。
しかし、五日間もポジションを持っている必要はなく、いつでも利益の出る為替レートで決済すればよい。
五日のうちにその週の相場の流れをつかめれば、利益も出しやすく怠るだろう。
RS13とは、チャート分析に用いるテクニカル指標の一つだ。
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